現在、イスラエルで人魚の目撃情報が多発しているという。

人魚など、どこの国でも伝説上の生物として知られているが、これまで確たる実在の証拠というものは確認されていなかった。

この人魚情報は、キリヤット・ヤムという地域で集中しており、現場は地中海に面した港町だという。

かなり具体的な出現の法則なども確立されたようで、人魚を見たいのならば日没直後の海を見るのが一番だそうだ。

人魚の出没は、この時間をおいて他にはなく、ここを逃すとその日は二度とお目にかかることができないということ。

また、人魚は上半身が女性で、見た目は10代そこそこのようにも感じられるという。まさに伝説上の人魚そのものの容姿だ。

その泳ぎ方は優美で、イルカのようにしなやかであるという。

泳ぐスピードも人、間とは比較にならないほど早く、あっという間に水平線の彼方に向かって消えていくのだとか。

2008年には、5人が同時にこの人魚を目撃したという。

このときは人魚は砂浜でじっとしていたが、人の気配に気がつくと一目散に波打ち際に向かって匍匐前進し、そのまま波の中に入ったという。

しっかりと、下半身が魚であることが分かったようで、目撃者一同は呆気に取られてしまったそうだ。

現地では、この人魚に懸賞金がかけられているということだが、捕獲などせずにそのままにしておいてやれないものだろうか。