2007年、メキシコのとある農場で、奇妙な人型の生物が捕獲された。

ねずみ用の罠に肩を挟み、もがいていたというこの生物は、身長30センチほどの小人だったという。

服は着ておらず、全身のどこにも毛が生えていなかったそうだ。

発見した農場の持ち主夫婦は、これを気味悪く思い、なんと生きたまま池に沈めてしまった。

ところが水中に入った小人はすぐには死なず、延々もがき続けて、それからようやく死んでしまったという。

そして、この直後のこと。

小人を殺した2人のうちの夫が、車の中で焼死体となって発見されたのである。

火元らしきものも見当たらず、車内はとんでもない高温になっていたことが分かったが、未だにこれという原因も判明していないそうだ。

現地では、これが小人の復讐ではないかと噂だったという。

残された妻は小人の死体を引き上げ、これを政府に引き渡したそうだ。

現在、この小人は大学の研究機関を経て、海外の別の施設で研究対象となっているという。

果たしてこの小人を殺したことが、夫の死亡事故にどれほど関与しているのだろうか。

そしてそもそも、この小人は何処から現れ、農場で何をしていたのだろうか?

ねずみ捕りの罠に引っかかってしまうぐらいだから、そう知能の高い生き物のようには思えないのだが…。