2009年4月。カタールの首都ドーハにおいて、不気味な怪物が出現したと、地元紙が報じている。

第一発見者は、アラブ系移民の女性で、この女性はコルニッシュ公園を歩いていたところ、リオックス像の付近で怪物と遭遇した。

怪物は、像と駐車場の付近をうろついており、女性がたまたま手にしていた携帯電話のカメラで、その姿が撮影されている。


画像では子供のような体格で、人間と動物の中間のような顔立ちの頭部が鮮明に写されている。

手は細く、まるで全体のバランスは欠食児童のようにも見える。

最大の特徴は目。獣のような鋭い眼光をしており、広い視野を確保するためか、左右は離れて付いている。髪の毛は短く生えている
が、短髪で逆立っていた。

また、指先には人間と同じように5つの指が生えており、画像では掌を広げて威嚇をするような体勢の怪物が確認できる。

間もなく、他の歩行者もこの怪物に気がつき、現場はちょっとした人だかりができるまでになっていった。

そのうちの数名が怪物に近寄ろうとしたところ、怪物はどういう原理なのか、瞬く間に消えてしまったということだ。

複数の目撃者はその後の取材において、撮影されたとされる怪物と同じものを確かに見たと証言している。

消えてしまった怪物が、その後どこに行ったのかは分かっていない。