愛犬を仇打ちするという身勝手な動機で事務次官を襲撃した凶悪事件。

2008年11月17日から18日にかけて、元厚生省事務次官宅が襲撃され死者2人・重傷者1名を出した事件である。

犯人は小泉毅(こいずみたけし)46歳。小泉は大学中退後、幾つもの会社勤務をするが長続きしない。また、
私生活における株取引の失敗から、借金が増えるようになる。


その頃、小泉は子供の頃保健所に愛犬を殺された事を思い出し、犯行となった官僚殺害計画を思いつく。小泉は多くの厚生事務次官を殺し、自分は死刑になろうと考えた。

犯行後小泉は、「今から自首をする」という内容のメールをマスコミに送ってから自首をした。

判決は、残虐で社会に与えた影響が大きいとして死刑が言い渡される。

小泉は、判決を不服として控訴を行い現在も審議中である。