女子大生宅に強盗目的で押し入り、殺害後放火するという凶悪事件である。

2009年10月、千葉県松戸市にあるマンションから出火した部屋から女子大生の遺体が裸で見つかる。

事件後、殺害された女子大生のキャッシュカードを使い、現金を下ろす男が防犯カメラに写る。


犯人は別の強盗事件で逮捕されていた竪山辰美(たてやまたつみ)48歳が犯行を認める。

竪山や職を転々とし、盗みや窃盗を繰り返していた。松戸の事件の犯行に及ぶ前も刑務所を出所したばかりであった。

警察は当初竪山の怨恨説を考えていたが、被害者の女子大生と面識がないことがわかり、衝動説ではないかと定義するようになる。

竪山は女性を狙った事件を度々起こしており、未解決事件となっている葛飾上智大生放火殺人事件との関連も調べている。