子供の受験で精神的に不安定になった母親が起こした殺人事件。

1999年11月、文京区にある音羽幼稚園で通園している園児が行方不明になった。

行方不明から3日後、犯人の山田みつ子(35歳が)自首をし犯行を認める。山田は、この被害にあった園児と同じ幼稚園に自分の子供を通わせていた。


山田は、この被害者の園児の母親とは5年前から知り合っていた。いわゆるママ友の仲であった。

山田は、内向的な性格で他者とのコミュニケーションがうまく取れず、この被害者の母親以外とは友達がなかなか増えなかった。

反対に、この被害者の母親は開放的な性格であるため、友人の輪がどんどん広がっていったようである。

そんな母親に山田は、次第に憎悪感を抱くようになったようである。

憎悪感を持ち始めた山田は、「この被害者の園児がいなくなれば付き合いがなくなるのに」と考え、犯行に及んでしまう。

山田には、懲役15年の刑が下された。