目黒区に住む元会社員を殺傷した動機不明な謎の多い事件。

2011年1月、目黒区に住む87歳の元会社員の自宅に宅配員を装った男が「お届け物です」と言いやって来る。

この元会社員がドアを開けた瞬間に、この男はナイフを振りかざし突然襲いかかる。


叫び声を聞いた住民が駆け付け、この男を取り押さえようとするが、この男は逃走する。この元会社員は、その後出血性ショックのため死亡してしまう。

犯人は、木村義昭(きむらよしあき)65歳であった。
木村は、韓国で長期入院をしている長女がいたという。その治療費のために、金を必要としていたらしい。

逮捕後、木村は「高級住宅街を狙った」と語り、場当たり的な犯行を匂わせた。

しかし、木村はこの被害者の男性を10か所以上メッタ刺しにするなど、何かしらの怨恨の可能性も捨てきれない。

また、木村は最寄りの駅から真っすぐ被害者宅へ向い、犯行に及んでいる点も不可思議である。

また、犯行後逃走したのにもかかわらず、被害者宅へまた戻るという謎の行動もとっている。

この事件は、現在裁判で審議中である。次第に犯行動機も明らかになるであろう。