楽しい夏祭りが一転し、毒物混入カレーを食べた住民が続々と倒れた事件。

1998年7月25日、和歌山県園部地区の自治会で行われていた夏祭りでカレーを食べた67人が下痢、吐気を訴え病院に搬送される。その後、4人が死亡した。

犯人は林真須美(はやしますみ)37歳。真須美は事件当時、鍋の周りで不審な行動をとっていたことが目撃されていた。


犯行に使われた薬物は亜ヒ酸で、夫の健治がシロアリ駆除業をしており、自宅で亜ヒ酸を所有していたのである。

1審において、真須美は完全黙秘を貫いた。数多くの物的証拠があったため、死刑が下された。

しかし2審以降は、真須美は黙秘をやめ一転して冤罪を主張した。

真須美は裁判では、この事件のはっきりとした犯行動機を語ることはなかった。

2009年、最高裁でも死刑の判決が下された。