校門に首を置いたのはあまりにも意外な犯人であった事件。

1997年5月27日、神戸市須磨区の中学校の校門前に切断された男児の首が置かれていた。

犯人の少年は「酒鬼薔薇聖斗」の文字が見えるように犯行声明文の手紙を口にくわえさせた。

被害者は事件当日前から行方不明になっていた小学6年生の男児であった。

犯行声明文には、「さあゲームの始まりです 愚鈍な警察諸君ボクを止めてみたまえ ボクは殺しが愉快でたまらない 人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を積年の大怨に流血の裁きを」

SHOOLL KILL 学校殺死の酒鬼薔薇

と極めて挑戦的な内容であり、世間に衝撃を与えたのであった。

1997年6月28日、現場近くに住む少年Aが逮捕された。

少年の自宅から凶器とみられるナイフが発見されたのである。少年の犯行動機は、「人の死を理解するため、自分が死を作り出さなくてはならない」という驚きの犯行動機であった。

犯人であるこの少年は、小学校5年生の時から動物に対する殺害に興味を持ったという。猫を凶器などで殺すことに興奮を覚えていたという。

少年は、逮捕後の鑑定医の問いに、「自分以外は人間ではなく野菜と同じだから破酔をしてもいい」と語った。

1997年10月17日、神戸家裁は「複数の人の交流の中で、更生が必要」とし、この少年を医療少年院送致とした。

2004年、少年は医療少年院送致を終えて退院をした。現在は、ある団地の一室で法務省関係者と同居しているという。