中学生を拉致監禁したあげく、暴行殺害した凶悪事件。

1996年6月21日、沖縄県名護市の農道で下校中の女子中学3年生を柳末盛(38歳)と上野勝(37歳)が、ワゴン車に乗せ拉致監禁する。

その後2人は、路上でこの女子中学生を強姦する。女子中学生の財布から200円を奪い、顔を数回殴り殺害する。


犯人達は逃走を図るが、車両窃盗で指名手配され自首をする。

柳は、沖縄で派遣会社の建設作業員として働いていた。同僚の上野と「女性を襲って金を奪い、殺そう」という計画を持ちかける。

2人は法廷で、お互いに自分達の罪をなすりつけあった。

1998年、2人に無期懲役刑が下された。この事件では、米兵の仕業と考えた警察の初期動作の遅れも問題となった。