経営者に不満を感じたSMクラブの双子店員が共謀し殺人を起こした事件。

犯人の陸田真志・賢志(25歳)は1995年、五反田のSMクラブの店員として働いていた。

ある日、その店の経営者が二人に売上アップを実現させたら報奨金を支払うと持ちかけた。

元々、金銭に執着していた二人は張り切って働き、その月の売上を1000万円以上伸ばした。


だが、経営者は約束を守らなかった。そればかりか新しい店長を連れてきて二人を無理やり従わせたのであった。

次第に二人はこの新しい店長と対立するようになる。そればかりか、このSMクラブの経営者はこの二人を解雇しようと動く。

解雇を察知した二人は不満を爆発させ犯行に至る。経営者をハンマーやナイフで殺害する。次に、この店の新しい店長も同様の手口で殺害する。

殺害後はこの遺体をコンクリート詰めにし、鹿島灘へ捨てたのであった。

その後、真志らがこの店を経営していたが、警察に逮捕されてしまう。

兄の真志には死刑、弟の賢志には無期懲役が言い渡されたのであった。