2004年3月24日13時頃、東京都板橋区のアパートの一室で、男性の遺体が発見された。

この男性は江口政信さん。アパートの住人で、当時57歳。近所の評判もよく、近くの子供たちの面倒を率先して引き受ける、優しい男性だったそうだ。

江口さんの知人がアパートを訪れたところ、返事がなく、鍵が開いていたので中を覗いたところ、すぐ隣の台所で倒れていたのだという。


遺体はGパンとジャンパー姿で、靴は履いたままだった。直接の死因は失血死。胸には刺し傷が残っており、犯行に用いられた包丁はすぐ傍に落ちていた。

アパートはサッシを割られており、ここから強盗が潜入したと見られている。

室内は押入れ、タンスなどが荒らされていた。遺体の状況から見て、たまたま犯行中に帰宅した江口さんと鉢合わせになったと見られている。

靴を履いたままだったのも、犯人を目撃して咄嗟に取り押さえようとしたからではないかという。

江口さんは2年前に母親を亡くしたばかり。無法者に仏壇までも荒らされていたことが許せなかったのかも知れない。

犯人の目撃情報は一切ない。