未解決事件|世界不思議事件|凶悪事件まとめ


カテゴリ: 殺人鬼

「もう時間だ」
「何の時間なの?」
「お前が死ぬ時間だ」
1966年10月30日、カリフォルニア州リバーサイド。
カレッジの学生で、チアリーダーのシェリ・ジョー・ベイツ(18歳)は、午後9時頃に学内の図書館を出て、愛車へと向かった。
翌朝、彼女の遺体が駐車場からら70mほど離れた場所で発見された。
胸や背中を繰り返し刺された上、喉を切り裂かれていた。強姦でもなく、物盗りでもなかった。
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1961年(昭和36年)12月7日、日本銀行秋田支店で、廃棄処分にされる紙幣の中から偽千円札が発見された。

これ以降1963年(昭和38年)まで、22都道府県から合計343枚発見される。
警察は「チ-37号事件」と命名した。
「チ」は千円札を意味する警察のコード。「37」は37番目の千円札の偽札事件であることを意味する。
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「夜警の音で眼を覚ますと、若い男が母の枕もとであぐらをかいて新聞を読んでいた。
顔は新聞の影になっていて見えなかった。
そのうち立ち上がって裏口から出ていったけど、
こわくなって泣き出したら、
兄にうるさいと言われたのでそのまま眠った」
家族を惨殺された次男(当時9歳)はそう証言した。

翌7日の午前6時頃、長男(当時12歳)が目を覚ましていたところ、
同じ6畳間で寝ていたOさん(46歳)、その妻(33歳)、長女(4歳)、二女(2歳)の4人が血だらけで死んでいるのを発見、
署員が駆けつけた。1948年1月のことである。
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オウム事件を経験した日本人にとって、カルト教団の恐ろしさは今更いうまでもない。

この、ジム・ジョーンズもまたカルト教団の教祖にして、史上最悪の集団自殺事件の首謀者とされた男である。

1931年5月13日に生まれたジョーンズは、非常に不幸な家庭に育った。

父親はKKK(白人至上主義団体)のメンバーであり、ジョーンズが12歳のときに家族を置いて家を飛び出してしまい、母親一人に育てられたという。

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変装の達人で、どんな刑務所からでも脱獄してしまう。盗みのためには殺人もいとわないが、女性を傷つけることだけはしない。

まるで漫画のような話だが、この人物は実在したのである。

その名をジャック・メスリーヌという。

1936年、パリに生まれたメスリーヌは、幼いころからレジスタンスに憧れるなど、ハードボイルドな世界に惹かれていたという。そんな彼が生業として選んだのは、窃盗であった。

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ワネタ・ホイトは、生後間もない子供を5人も立て続けに亡くした、かわいそうな母親である。ただし、それが本当に病死だったとしたらの話だ。

1965年から1971年にかけての6年間で、ワネタの5人の子供たちは亡くなっており、いずれも死因は乳幼児突然死症候群と診断されていた。

だが、ここまで続けて同じ人物の子供が亡くなっているのである。当然のことながら、周囲ではワネタが殺したのではないかという疑念が出ていた。

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大正6年3月2日、往診の依頼を受けた医師は布団の中で無惨な姿となった矢作ヨネを発見した。

全身が生傷だらけ、おびただしい火傷の痕、さらに手足の指が切断されているなど、むごたらしい有様で、医師は迷わず警察に通報した。ヨネは治療の甲斐なく2日後に死亡している。
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世の中にはいろんな趣味の方がいらっしゃるようで、それは当然犯罪者にも当てはまる。

特に性犯罪者などは、特定の年齢層の相手を狙って犯行に及ぶ者が多いのだが、中でも変わっているのがこのホセ・ヴェガだろう。

彼は1987年の8月から翌年4月にかけて、少なくとも16人の女性を性的虐待の上で殺害している。

特徴的なのは、その被害者がいずれも61歳から93歳までの老婆に限られていたということである。

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マーク・チャップマンは、ある意味では世界でもっとも有名な殺人者のひとりと言えるだろう。

なにしろ、あのジョン・レノンを殺した男なのだから……。

1980年12月8日、ニューヨークにあるレノンの自宅前で彼を射殺したチャップマンは、その場で逮捕された。

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フレデリック・ディーミングは1854年に生まれ、14歳のころから船乗りとして各地を放浪していたという。そして、行く先々で問題を起こすお騒がせ男であり、生まれつきのペテン師だった。

そんなディーミングは、1891年に当時の妻マリーと4人の子供を連れてリヴァプールへとやってきた。

【恐怖の塗り壁男】の続きを読む

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